このチュートリアルの処理は、Zoner Photo Studio 12 Professional を使っている場合にのみ同じ効果を得ることができます。
Zoner Photo Studio 12 Homeをお使いのユーザであれば、HDR機能をお試しいただくために、一時的にProfessional版の試用版に切り替えることができます。試用版に切り替えるのは、 [ヘルプ]メニュー[ライセンス]を使用します。旧バージョンをお使いで、Zoner Photo Studio 12の試用版を使ったことがない場合、試用版をダウンロード、インストールして30日間無料で試用できます。
Zoner Photo Studio 12 の HDR 機能を使って高品質な画像を作成する方法を紹介します。
HDR編集を行う前と後のそれぞれのオリジナルの画像は以下のリンクからダウンロードできます。
HDR (High Dynamic Range) 機能では、風景がまったく同じで、露光量が異なる2,3の画像を、ハイライトまたはシャドウを強調して1つの画像に統合できます。この統合処理を「サンドイッチング」と呼ぶことがあります。この機能は、明るさの大きな違いを含むシーン、例えば明るい空の下の暗い森など、を撮影する時に便利です。このような露出幅の広いシーンでは画像全体のディテールまでを捉えることができないため、明るい領域か暗い領域のどちらかのディテールをあきらめる必要が出てしまいます。しかし、露出以外が全く同じ写真を3種類(露出不足、露出オーバー、"中間")撮影できた場合は、HDR生成によってこの問題を解決できます。HDR画像の元となる写真はほぼ同じ場所を撮影したものである必要があります。そのため、HDR用のソース画像を撮影する時は三脚を使用する必要があります。1枚の写真をHDRに必要な3枚に画像に変換する方法がないのだろうか...
1枚の写真からHDRイメージを作成することは条件次第で可能です。まずは、通常広範囲の露出を含んでいるRAW形式の画像から始めます。そのために、RAW形式の画像を選択してRAW moduleに切り替えます。ウィンドウの右上にRAWモジュールに切り替えるためのタブがあります。
RAW モジュールの主な目的は、RAW形式の画像を一般的な画像形式に変換することです。実際い変換(画像の現像)を行なう前に、HDR関連のものを含め、変換パラメータを調整できます。ウィンドウ右側の効果タブ(左から2番目)を選択します。上から2つはHDRに関連した設定です。 HDRのハイライトを真ん中の値より明るめに設定したり、シャドウを真ん中の値より暗めにとそれぞれ単独で設定することもできますが、ハイライトとシャドウの両方をバランスよく試用するのが一般的です。設定グループはそれぞれ個別に有効/無効にでき、グループ名が表示されているバーのチェックボックスで切り替えられます。プレビュー ウィンドウ内のプレビューはHDR設定を変更するたびにその効果を確認できるようアップデートされます。
設定はハイライトとシャドウとで別々に用意されていますが、効果としては同じことを意味します。[しきい値] の設定は、"中間"画像にコピーされる露出オーバー/露出不足の画像内のピクセルの明度の基準値を設定します。しきい値からの距離が高くなるにつれて画像が徐々にコピーされていくので、遷移が完全に鮮明である必要はありません。この処理がどれほどスムーズに行われるかの設定には[混合の滑らかさ]を使用します。しかし、この設定を使用しても遷移そのものを完全に隠すことはできません。「アンシャープ マスク」は変更範囲の周囲のピクセルと変更部分を混ぜ合わせるのに使われます。アンシャープ マスクのぼかしをコントロールするのは、[マスクのぼかし] の設定です。最後に表示されている[強度]の設定で、元の画像とコピーされる画像の透過の比率が決まります。
この例では、暗い領域での詳細がひどく欠けていることがわかります。そのため、HDR-シャドウの[強度]を 100 パーセントに設定します。一方、花の明るい部分は詳細部分を強調する必要がないので、 HDR-ハイライトの[強度]を 20 パーセントに設定します。これらの設定後、他の RAW 変換設定を調整し、画像をファイルに現像したり、エディタでさらに編集したりできます。
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